お持ちのギターやベースに何かしらのお悩みがあり、楽器店に修理や改造をお願いしたいと考えた時、まず、どうしているでしょうか。
最近はたくさんの情報がすぐに手に入りますし、同じ趣味を楽しむ友達からの助言などもあるかもしれません。
楽器に限った事ではないのですが、その情報や知識がたったひとつの正解とはならない事例がたくさんありますよね。
私もそうなりがちなのですが、自分1人で色々調べたりしていると、コレだという記事などを見つけてしまうとそれを信じて突き進んでしまう・・
腰の痛みにコレが効く・・とか・・・。
頭ではわかっていても、ネットがあるとそれに頼ってそこで解決しようと思ってしまいます。
ギターやベースを長年弾いている人でも、基本的なギターの構造や知識に抜け穴や解釈の間違いなど、正しいと思っていた事が実は間違っていたなんてことは多々あるようです。
例えば、PLEKでのフレットのすり合わせや交換、各パーツの交換など、楽器を削ったり大きく手を加えるような時、どうしているでしょうか。
ビビりや弾きにくさを解消するためや、音にこだわるあまり、このパーツはなんか良さそうだとか、人にこうしたら良いと勧められたからという理由でしたら、すぐに実行せずに知識のある方にきちんとみてもらい、相談していただきたいなと思います。
理想通りの音や弾き心地のために、その改造や修理工程が必要であるのか。
大事なギターのフレットを、言い方は極端ですが削ったりするわけです。
その作業を否定しているのではなく、もちろんその作業が必要な時はあります。
ビビりのようなお悩みの原因は、ギター本体の問題がある場合だけでなく、弾き方、弾く強さ、弾く時のクセなど、弾く側の個性によるものや、いろんな要素がいろいろ重なってお悩みにつながっています。
ブリッジなどのパーツを変える際も、付け替えるパーツの材質、重さ、取り付けるギターによっても変わります。口コミや評価などで良かったとしても自分の持っているギターやベースに当てはまるとは限りません。
修理や改造をしてしまってから、思うようではなかった・・やる前の方がよかった・・
ということになりかねません。
もちろん、作業を施さなければ最終的な結果はわかりません。
ですが、楽器や機材、パーツなどに対して知識のある方からしたら、ある程度の予測やその作業をした時に考えられるメリット、デメリットをお伝えすることが可能です。
楽器店へ出向き、
『フレット交換してください。』
『フレットのすり合わせお願いします。』
『このブリッジに変えたいので交換お願いします。』
このような依頼をしたら、
『はい、わかりました。』
となるでしょう。
店員さんに相談をして、最終的にそのような工程にたどりついたのでしたら良いのです。
そうでないとしたら、どうしてその修理や交換をしようと思ったのか、当然のようにその経緯を細かく聞いてくれる親切な店員さん・・そうたくさんはいないのでは・・と思うのです。(個人的見解です・・。)
そのギターを弾く人が、どんな風に楽器を管理し、どのような弾き方で、どこのフレットをよく使うのか、細かいけれど、そこがわかると、弾く人に合わせてギターを調整する事で、悩みを解決できたり、これでちょっと様子をみようかな・・
となる事は少なくないのです。
どんな音が好みで、どんなエフェクターを使って、どんなアンプを使っているのか。
いろんな角度から先入観なしに見ると、自分では考えつかなかった解決策が見えてくるかもしれません。
この点からも御用達の楽器店、リペアマンを探しておくことはとてもおすすめなのです。
上手い下手、プロや趣味で演っている人問わず、楽しく、永くギターやベースを弾いて楽しむためにぜひオススメしたいところです。
修理や改造はメリット、デメリットをよく理解して納得してからにしてくださいね。
ご自身の楽器を愛着ある1本を永く弾いてあげて欲しいなと思います。
私達のリペアショップのテーマでもあります。


