ネック調整はとても大事な部分なので、初心者の方やギターの知識に自信のない方はプロへの相談をお勧めしたいところなのですが、

あきらかに反ってるなあと感じたり、楽器に合った工具をお持ちの方であれば自分で調整をしてみても良いかと思います。その場合の注意点とやり方をお話しします。やり方は、いろんな方が色々投稿しているかと思いますので、簡単な説明となるかもしれませんが、注意した方が良い点などはきちんとお伝えしたいと思います。
まず、使用時のチューニングをした状態で目視とタッピングで弦とフレットとのすき間がどれくらいなのかを確認します。
タッピングとは
1フレットと最終フレットを押さえて、12フレット上の弦を”ポンポン”とタップしてすき間を確認します。押さえるのにカポなども使用しても良いと思います。
適正なスキマといいうのが、表現が難しく、何ミリとか色々な表現があるかと思いますが、ハガキ1枚くらいの厚さの紙が、触れながらも抵抗なく通れば適正なすき間と考えて良いかと思います。ただ、あくまで基準であって、そこが難しいところです。
ただ、明らかにそれよりもすき間があるようであれば順反り、全くすき間が無いようであれば逆反りの可能性があります。
順反りの場合はトラスロッドを時計回りに締める
逆反りの場合はトラスロッドを反時計回りに緩める
この時の注意点としては、何よりも
ネックによって、トラスロッドの効きは様々ですが、45度くらいで十分効いてくるはずなので回しすぎないように慎重に作業していただきたいと思います。
- 1、2回トラスロッドを回しても改善しない場合
- トラスロッドが錆びていたり、固着している場合
- 適正な工具がない場合
このような時は無理に回したりせず、楽器店などに依頼しましょう。
楽器店などに依頼する場合に伝えたほうが良い事としては
現状で感じている不具合
ご自身でネック調整した場合には、その内容と経過
使用している弦のメーカー、種類、使用時のチューニング
を伝えましょう。
ネックを直しても弾きづらさが改善されない場合には、順反りや逆反り以外に波打ち、ねじれ、ハイ起きの可能性もあります。そのほか、ナットやサドルの不具合、アコースティックギターの場合だとボディトップの膨らみや凹み、ブリッジ浮き、フレットの高さにムラがある場合や弦高やフローティングの調整などが必要になってきます。
厳密に言えば、弦の太さやレギュラーチューニングで使うのかダウンチューニングで使うのか、ネックの状態をチェックする時も弾く状態(ギターを抱えた状態)で確認するのがベストですし、それくらいネックは微妙に変化します。
そこまで・・と思う方もいらっしゃるかと思いますが、色々な角度から調整すると格段に弾きやすさが増し、イイ音が出るものです。
そこが、自分御用達のリペアマン、”楽器店での定期的なメンテナンスのススメ”に繋がっています。

自分の身体のメンテナンスも難しいけどギターのメンテナンスも難しいですね。妥協点も見つけつつ、良い状態を保ちたいものです。
いいお医者さん探すのって難しいですよね…


